住宅のこと

パッシブデザインってなに??

2021.09.28 住宅のこと

(設備ではなく)建物のあり方の工夫によって

最小限のエネルギー(光熱費)で

「冬暖かい」「夏涼しい」「風が通る」「明るい」が実現する。

 

パッシブデザイン設計とは、建物の周りにある自然エネルギー(太陽、風、地熱)を最大限に活用・調整し、高い質の室内環境を実現させながら省エネルギーに寄与する設計手段です。

 

◆パッシブ設計5項目

①断熱・・・熱の出入りを防ぐ(冬暖かい)※断熱は基本で一番大事!!

②日射遮蔽・・・日射が入るのを防ぐ(夏涼しい)

③自然風利用・・・風を上手に使う(風が通る)

④昼光利用・・・光を取り込む(明るい)

⑤日射熱利用暖房・・・太陽の熱を暮らしにいかす(冬暖かい)

 

断熱をしっかりやる事で冬暖かいが実現します。

しかし、高断熱だけでは『夏涼しい』を保証できません。

安易な高断熱は(窓が小さくなり)「冬の日射熱取得」「風が通る」「明るい」を失ってしまいます。

 

①~⑤のすべてをしっかり考えることで、

最小限のエネルギー(光熱費)で「冬暖かい」「夏涼しい」「風が通る」「明るい」が実現するのです!!

 

「高断熱の時代」だからこそパッシブデザインを取り入れてみませんか?