住宅のこと

パッシブデザインの肝は窓にあり!!

2021.09.29 住宅のこと

前回の「パッシブデザインってなに??」でも書きましたが、【断熱は基本で一番大事!!】です。

「断熱」の一番の目的は「冬の熱損失を防ぐ」ということ。

パッシブデザインは自然の暖かさ・涼しさを大切にするので、その少ないエネルギーで快適な環境を作る必要があるため、断熱が大切な要素になります。

・冬は窓から入った「太陽熱」をいかに守るのか

・夏は「太陽熱」をいかに屋内に入れないか

この2点に注意しなければいけません。

だからこそ、窓の断熱性能・サッシの種類などに気をつける必要があるんです。

出典:(一社)日本建材・住宅設備産業協会 省エネルギー建材普及促進センター「省エネ建材で、快適な家、健康な家」より

◆パッシブデザインの肝は窓にあり!!

①断熱(冬暖かい)・・・気密性の高い窓、サッシにする

②日射遮蔽(夏涼しい)・・・窓の日除けの徹底

③自然風利用(風が通る)・・・自然風利用の基本は「全方位通風」の実現(ウインドキャッチャーなどを活用して、全方位通風を目指す)

高窓による排熱は効果絶大(熱気を排出して、建物全体を冷やす)

④昼光利用(明るい)・・・「導光」でさらに快適な明るさを実現する(ガラス欄間やドアの工夫で暗くなりそうな部屋に導光を図る)

⑤日射熱利用暖房(冬暖かい)・・・南面の窓は大きく(南面に窓がある部屋の床面積の20%以上の窓を設ける)、それ以外の窓は小さく

 

窓ってとっても重要なんですね(*^-^*)

 

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