不動産のこと

無人島で相続税対策!?購入可能な無人島&雑学②

2022.12.05 不動産のこと

働いたら罰金→所得税

持ったら罰金→固定資産税

継いだら罰金→相続税

貰ったら罰金→贈与税

生きてるだけで罰金→住民税

働かなかったら賞金→生活保護

 

どうも、私です。

 

上記の罰金・賞金の一覧は、Twitterで話題になってて面白かったので貼りました。

 

たくさんの税金で私たちの生活に恩恵を受けている事は重々承知なのですが…相続や贈与を正しく行うと税金が課せられるんですよね。

 

2024年4月1日から不動産の相続登記義務化も開始されます。

 

どのような罰則が科せられるのかは決まってるようですが、その罰則対象者はどのように探し出されるのかは、現時点では不透明な状態です。

 

不動産を取り扱う者として「所有権の移転が発生した都度、みんなに正しく登記して欲しい」という願いはもちろんあるのですが、正しい事をした人の方がたくさん税金を払って、正しく登記せずに放置した人が得をする(税金の支払いを逃れる)というこの仕組みには一個人としてもやっとします…。

 

まぁ今日はそんな「正しい行いをして支払う事になる相続税」の負担を少しでも緩和しようという“相続税対策”のお話です。

 

それでは気を取り直して元気にいってみましょう!(=゚ω゚)ノ

 

なぜ無人島購入が相続税対策におすすめなの?

無人島購入が相続税対策に良いと言われる理由は、以下の通りです。

 

 

・固定資産税が安い

前述したように、無人島の固定資産税は年間2~10万円ほどです。

 

人が住んでおらず、経済的な価値がほとんどないと判断されるため、固定資産税が安くなる傾向があります。

 

・資産価値が低下しづらい

無人島は流動性が低く、売却までに時間がかかる不動産ですが、供給が限定的で希少なので資産価値が落ちづらいという特徴があります。

 

また、減価償却する建築物もなく、運が良ければ購入価格と同じ値段で売却することも可能です。

 

大館も年々地価が下がっていて、固定資産税が年間2~10万円のところも少なくありません。

 

また、昨今、売却相談でいらっしゃるお客様の多くが「築年数40~50年(たま~に築70年とかも)」という減価償却済みの建物も多いです。

 

同じような資産価値や維持費であれば「そりゃあ無人島の方が良さそうだ。草刈りも要らないし、放置することでの近隣住民への迷惑も考えなくてもいいのなら…」と思ってしまいますね(ノД`)・゜・。

 

日本にある購入できる無人島14選

島国である日本には、実は無人島がたくさんあるってご存知でしたか?

 

その中のいくつかは実際に販売されているようです。

 

日本の購入できる無人島は、以下の14島です。

※掲載時点での情報です。既に売却済みの物件がありました場合、ご容赦願います。

 

・山口県「沖鍋島(おきなべしま)」

熊毛郡島に属する無人島で、瀬戸内海から周防灘までの中間にあります。

本島から近く、ビーチから泳いで行ける距離だそうです。

価格:2,000万円

場所:山口県熊毛郡上関町大字長島字沖鍋島

面積:8,703㎡(約2,640坪)

 

・和歌山県「小鞠山島(こまりやまじま)」

和歌山県にある無人島。JR白浜駅から車で約15分、堅田漁港から船で約5分と好立地です。

透明度の高い海と白浜のビーチが満喫できます。

バスケットコート2面分の平坦な土地もあるので、住宅などを建てる事も可能。

別荘地にいかがでしょうか?

価格:1億5,000万円

場所:和歌山県白浜町堅田字箱嶋1925番地

面積:3,384㎡(約1,023坪)

 

・三重県「丸島(まるしま)」

自然公園法-伊勢志摩国立公園第2特別地域に指定されている無人島。

真珠やノリの養殖が行われる波が穏やかな湾内にあり、陸地から30mほど離れた場所に浮かんでいます。

平坦な土地があるので住宅などを建築することが可能です。

価格:2,000万円

場所:三重県度会郡南伊勢町道方字丸山

面積:1,022㎡(309.2坪)

 

・三重県「間崎島(まさきじま)」

英虞湾(あごわん)に浮かぶ間崎島に隣接する、小さな無人島。

間崎島とは防波堤でつながっており、陸続きなのでアクセスも良好です。

島の中央には300㎡ほどの平地があります。

価格:600万円

場所:三重県志摩市志摩町和具字間崎

面積495㎡(約150坪)

 

・広島県「峠島(とうげじま)」

広島湾の似鳥の東に位置する無人島で、広島市南区からさらに南に2㎞ほど離れた場所にあります。

瀬戸内海国立公園に含まれていますが、特別地域内における土地の形状変更は、構造物によっては可能とのことです。

価格:2億円

場所:広島県広島市南区仁保町字峠島

面積:218,260㎡(約66,023.6坪)

 

・広島「藍之島(あいのしま)」

広島空港から車で1時間以内、安芸津港から海上タクシーで約5分と好立地です。

宅地があるため、ログハウスやロッジなども建てられます。

島には井戸があるので飲料水の確保が可能。

コンクリートの桟橋があるので、海上タクシーなどの上下船が停泊しやすいのも利点です。

価格:5億円

場所:広島県東広島市安芸津町三津字藍之島1656番地ほか四十数筆

面積:79,149.76㎡(23,942.80坪)

 

・高知県「赤葉島(あかばしま)」

本島から近く、干潮時には白浜海水浴場と陸続きになります。

波が穏やかなので、ダイビングやカヌー、SUPなどのマリンスポーツも楽しめますよ。

価格:6,500万円

場所:高知県安芸郡東洋町甲浦赤葉島

面積:103,332㎡(約31,000坪)

・香川県「岩黒島(いわくろじま、いくろじま)」

瀬戸大橋の橋脚がかかっており、島の真上からエレベーターで上陸するという斬新なスタイルが魅力です。

現在は有人島で、島には宿泊所などもあります。

島の一部分譲地となっているので全て自分好みに設計できないというデメリットはありますが、インフラ整備が完了しているので、購入後にかかる費用を節約することが可能です。

価格:1,500万円

場所:香川県坂出市岩黒字曰岩黒

面積:1,499㎡(約453坪)

・徳島県「ウルメ島」

室戸阿南海岸国定公園第2種に指定されている小さな無人島。

ほぼ陸続きの小島「姥島」と、四国本島の岬部分の土地も含めて販売されています。

規制はありますが、住宅などの建築は可能です。

価格:3,500万円

場所:徳島県阿南市椿町

面積:7,444㎡(約2,251坪)※ウルメ島

(姥島の面積:2,859㎡、岬の面積:1=2,228㎡、2=1,133㎡、3=2,185㎡、4=1,983㎡)

・佐賀県「佐賀島(さがじま)」

本島の至近距離に浮かぶ3島がまるごと販売されています。

アクセスが良好でインフラが整えやすいという利点があり、移動はもちろん、荷物などの運搬も比較的楽に行えます。

価格:3,000万円

場所:佐賀県伊万里市

面積:2,584㎡(約781坪)

(3島の内訳:1,692㎡、575㎡、317㎡)

・長崎県「橘島(たちばなじま)」

大村湾の無人島で、電気やガスなどのインフラ整備がすでに完了しています。

また、家や桟橋、ボートなども完備されているので、すぐに住み始めることが可能です。

なお、2019年1月ごろ、某芸人さんがとある番組で橘島の購入を決めたと放送され話題になっていましたね。

ただ、とても素敵な無人島なので、今回は特例として載せさせていただきました。ご了承くださいませ。

価格:2億円

場所:長崎県西彼杵郡西海市

面積:4,397.99㎡

・熊本県「黒島(くろしま)」

一年を通して釣りが楽しめる穴場的スポット。

東と西に大きな釣りポイントがあり、鯛やチヌなどさまざまな魚が釣れます。

また、北側ではアワビやなまこが獲れるそうですよ。

地元名は「ササ島」です。

価格:1億8,000万円

場所:熊本県天草市有明町大浦3983-1

面積:20,940.00㎡(6,345坪)

 

・沖縄県「ウ離島(ウばなりじま)」

西表島と小浜島の中間にある無人島で、引き潮になると西表島から徒歩で渡ることができます。

周りを囲む海は透明度が高くてきれいなほか、運が良ければマンタが見られるそうです。

価格:5億円

場所:沖縄県竹富町高那高原

面積:50,000㎡(11,131坪)

 

実際に無人島を購入するといくらぐらいかかる?

実際に無人島を購入するとなると、いくらほどかかるのか気になるという方もいらっしゃるでしょう。

 

そこで、上記にてご紹介した「丸島」を例にあげて、購入した場合の総額を見てみましょう。

 

・丸島の販売価格「2,000万円」

・不動産売買仲介手数料「66万円」

・登記費用「約10万円」

・漁業組合への協力金「10万円」

・固定資産税「約2~10万円」

 

固定資産税を10万円とした場合、上記の内容だけで「2,096万円」かかります。

 

これにインフラ整備費用がプラスされて、居住空間を完全な新築一戸建てではなくて簡易的な小屋にしたりと、少々経費削減の工夫を加えれば、3,000万円前後で無人島生活が始められそうです。

 

海外の無人島事情

日本だけでなく海外にもたくさんの無人島があります。

 

中でも、美しい海に囲まれたフィリピンの無人島は人気が高く、個人購入する人も多いとか。

 

フィリピンには約7,000もの島があり、その内5,000島が無人島で、所有者の中には日本人も多いそうですよ。

 

また、無人島の値段もピンキリで、数百万円から手軽に買える物件も多い反面、海外の有名リゾート地にある無人島は10億円以上になるものもあるとか。

 

きっと、ジョニー・デップ買ったカリブ海の無人島はこういうお高い島なんでしょうね(;’∀’)

 


 

いかがでしたでしょうか?

 

無人島を実際に購入しようとすると、決して安いとは言えない金額ですが、頑張れば買う事も出来ると思うと夢が広がりますね。

 

住むのも良し、レンタルに出しても良し、用途はさまざま。

 

明確な意図と計画性があれば、相続税対策だけではなく、不動産運用の一つとしても良いかもしれません。

 

まだ一度も海外に出た事のない私ですが、いつか海外リゾートの無人島に行ってみたいものです(*´ω`*)

 

 

 

 

 

 

 

※一部いえらぶコラムより引用

 

 

 

 

 

 

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