階段の種類
私、昨日自宅の階段から滑り落ちました😱
下記でも紹介しますが、わが家の階段は「踊り場付きかね折れ階段」です。
下まで落下することはなかったですが、腰と太腿を打撲しました。
昨夜から湿布女です(笑)気を付けてくださいね!!
ということで、今日は階段の種類のお話です。
◆階段の種類と特徴
2階建てのお家なら必ずある「階段」ですが、どんな種類があるでしょうか?
それぞれのメリット・デメリットをご紹介するので、新築購入やリフォームの際に参考にしてくださいね。
【直階段】
直階段とは、一般の住宅で最も多く使用されているタイプです。踊り場を設ける必要がないため、延床面積の限られた住宅や、狭いスペースにも設置することが可能です。ほかにも、直線なので見通しがよい、費用も比較的安価なことがメリットです。
一方、少ないスペースで高さを出すため急勾配になりやすく、足を踏み外した際に一番下まで落下してしまう危険性がるのがデメリットです。直階段を設置する場合は手すりの検討や、可能であれば階段の中間地点に踊り場を設けると安心です。
【かね折れ階段】
かね折れ階段は、階段の途中でL字型に90度折れ曲がっている階段のことです。折り返し階段ほどではありませんが、踊り場を設けることができるため、直階段のような「バランスをくずしたときに階段の一番下まで落下してしまう」ようなリスクを軽減することができます。
一般的に直階段よりはスペースが必要ですが、折れ曲がることで場合によってはスペースを節約することも可能です。
【折り返し階段】
折り返し階段とはコの字型またはU字型に方向を変えて折り返された階段のことで、途中に踊り場が設けられているのが特徴です。踊り場にスペースを確保しやすく途中で休憩できたり、折り返すことで段数が増え勾配が緩やかになったりと、安全性が高まるメリットがあります。踊り場を広めにとり、フリースペースとして部屋のように使うことも可能です。
広いスペースを必要とし、また段数が増えるためにほかの階段に比べると費用が高めになることなどがデメリットです。
【らせん階段】
らせん(螺旋)階段は1本の柱を軸に、ステップがらせん状に設置されている階段です。構造状、階段の踏込み板の間をつなぐ縦板である「蹴込み(けこみ)板」がない、スケルトンタイプが中心となります。部屋の真ん中に設置したり、円筒形の空間を効率的に使ったりするため、通常の階段と比較すると省スペースでの設置が可能です。
圧迫感がなくインテリア性が高いので、リビングと2階のホール・屋外のルーフバルコニーへの動線など、「魅せる階段」として人気です。
デザイン性の高いらせん階段ですが、設置する場合は住まいごとの個別要素が多いために費用が割高になるほか、ステップが三角形となるため中心部が狭く、階段を踏み外しやすいことがデメリットです。
最後に...
住まいづくりにおける階段は、安全性はもちろん、機能やデザインの面でも重要なポイントです。限られたスペースや諸条件のなかで、希望を全てかなえるのは難しいかもしれませんが、階段の形状やメリット・デメリットを知っておくことで、アイディアが広がります。また子どもは成長し、両親や自分自身も年齢を重ねます。将来を見据えた長期スパンで検討しましょう。
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