お金のこと

ローン期間は、短い方がいい?

2022.06.13 お金のこと

★借入金額3000万円、金利2.5%の場合

 

頑張って20年で返済      158,970円/月     支払総額  38,200,000円

ゆとりを持って35年で返済   107,248円/月     支払総額  45,000,000円

 

 

でも・・・月々支払額の差額52,000円を貯金して、3年ごとに繰上返済をすると

支払総額  38,600,000円

 

 

しかも・・・返済が厳しいので、借入期間を延ばしてください・・・

お金に余裕ができたので、早く返します・・・・・・〇

 

ローン期間は短くできても延ばせません!

 

 

◇返済年数を決めるときのポイント

返済年数を決めるときには、借入金額や金利などの借入条件だけでなく、将来の収入や支出、退職時の年齢も考慮する必要があります。返済年数は利息額や諸費用などに影響しますので、家計の状況に合わせて決めるとよいでしょう。

注意点としては、利息額や総支払額にこだわりすぎないことです。利息額や総支払額は少ないほどよいですが、安定して返済する余裕があることも重要です。利息額や総支払額は、借入先を比較検討したり、借入金額を見直したりすることでも減らすことができます。

その他、住宅ローン控除(住宅ローン年末残高の0.7%が所得税から控除される)の適用条件には返済年数の定めがあり、10年以上のローンが対象となります。また、途中で繰り上げ返済をして返済年数が10年より短くなった場合、その年以降の控除が受けられなくなってしまいます。住宅ローン控除は制度の内容をよく理解し、上手に活用しましょう。

 

 

まとめ


住宅ローンの返済年数は、申込時年齢や将来の収支など、個々の家計の状況に合わせて決めることが大切です。返済年数だけで返済負担の軽減を考えるのではなく、ほかの借入条件とあわせて納得できるまで比較検討しましょう。

 

 

 

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