夢を育む健康住宅とは?暮らす人の健康も考えた家づくりを
健康器具、サプリメント、どれもだいたい「買って満足」する
どうも、私です。
みなさん健康に気を使ってますか?
私は健康には気を使っているつもりですが、健康に良さそうな物はだいたい「買って満足」で止まってしまいます。
そんなズボラな私でも、毎日を暮らしているだけで健康に良いという魔法のようなキーワード
『健康住宅』
近年は健康志向が流行し、食事や体質改善などに興味を持って取り組む方も多くなりました。
では、家づくりでは健康志向を意識したことありますか?
毎日を過ごすお家だからこそ、家族みんなが健康で過ごせるお家は理想ですよね。
そこで、健康で快適に過ごすことができる家「健康住宅」についてご説明します。
これから家を購入しようと検討されている方々や、この記事を読んで健康住宅を購入したくなったあなたのお役に立てれば幸いです。
健康住宅とはどんな家?
健康住宅には、厳密な定義はありません。
住環境が原因で起こり得る健康被害に対して、化学物質への対応や室内の温度差をなくすなどの対策を考えて造られた住宅のことをいいます。
次に、住環境が原因で起こり得る健康への悪影響と、その対策や工夫についてご説明します。
住環境が原因で起こり得る健康への悪影響
住環境が原因で起こり得る健康への悪影響には「シックハウス症候群」「風邪、熱中症、冷房病」「ヒートショック」「アレルギー症」などがあります。
それぞれの症状について原因も含めご説明します。
①シックハウス症候群
シックハウス症候群の症状には、頭痛・皮膚のかゆみや発疹、鼻水・鼻づまりといったよくあるアレルギー反応のほか、疲労感や注意力の低下、睡眠障害などもあります。
原因は、建材や接着剤、防腐剤、塗料などに含まれる化学物質の揮発だと言われています。
ホルムアルデヒドという化学物質は、2003年の建築基準法改正以来、発散量に応じて建材に等級が付けられるようになり、ある程度の規制はされています。
ただし、基準内の量であれば建材として流通してしまいますし、これらの物質を完全に取り除く事は非常に難しい為、後述する換気計画によっての対策が重要となってきます。
②アレルギー症
アレルギー症には、結露を原因とするカビ、ダニによる鼻炎、喘息などのアレルギー症状があります。
外気の暑さや寒さを遮断し温度差をなくすことで、結露を防いでカビやダニを減らすことができます。
カビやダニが減ることで、結果的にアレルギー症状を軽減できます。
また、換気設備を使って室内の汚れた空気を定期的に入替え、いつでもきれいな空気の中で生活できる環境づくりをすることも大切です。
③風邪、熱中症、冷房病
これらは、室内の温度差や温度変化から起こる体調不良です。
住まいの断熱性と気密性を高め、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるようにして、体への負担を少なくすることが大切です。
④ヒートショック
ヒートショックとは、急激な気温の変化で血圧が上下し、主に心臓や血管などの身体にダメージを受けることによって起こる健康被害のことです。
この辺の言葉で言うところの「あだる」というものですね。冬(12~2月)に特に多いです。
ちなみに、ヒートショックの年間発生件数は交通事故の約4倍という統計結果もあるそうです。
ヒートショックが起こりやすい場所が浴室、トイレなどです。
高気密・高断熱で室内の温度差をなくし、快適に暮らせる家にすることが大切です。
健康住宅の健康被害への対策や工夫
このような健康被害への対策として、健康住宅では次のような対策や工夫がされています。
・可能な限り、有害物質を含まない素材を使う
・住まいの断熱性、気密性を高めて温度差をなくす
・換気設備を取り付け、適切な換気を行う
このように、健康住宅とは化学物質だけではなく、換気性能や断熱性・気密性も含めて考えられた住宅なのです。
健康住宅を選ぶと得られるメリットとは?
せっかく夢のマイホームを建てても、家族が健康に生活できなければ元も子もありません。
家族の健康を一番に考え、健康住宅を選ぶとどのようなメリットがあるのでしょうか。
健康住宅で得られるメリット
メリット①:家の中に居ても常にキレイな空気
適正な換気設備を利用し、常に家の中の空気が入れ替わっている状態であれば、家の中にいながら自然の中にいるような爽快な空気を味わう事ができます。
調湿・消臭効果のある建材を取り入れることで、湿気やニオイも気にならなくなるというメリットも。
メリット②:適度な室温を保てる
高気密・高断熱なお家は、室内の温度を一定に保ちやすい建物です。
また、換気設備に熱交換システムを採用する事で、冬は外の寒い空気と室内の温かい空気、夏は外の暑い空気と室内の涼しい空気、これらが入れ替わる時にも温度変化を最小限に抑える事が可能です。
メリット③:リラックス効果がある
寒い冬には身体に力が入って強張ったり、蒸し暑い夏には何をしていてもベタベタを感じて何だかイライラしたり、そんな経験はありませんか?
室内の空気が快適な温度・湿度を保てる健康住宅であれば、このような知らず知らずのうちに身体にかかるストレスを軽減する事ができ、リラックス効果が望めます。
メリット④:耐久性に優れている
季節を問わず室内環境が整っている住宅は、結露の発生など劣化の原因となる湿気を防ぐことに繋がります。
湿気を防ぐことは、家の寿命が延び、耐久性が向上するのです。
健康住宅を購入・建築する際のポイントとは?
健康住宅の購入・建築を検討した際には、次のポイントに気を付けて確認してみましょう。
ポイント①:結露を防ぐ構造
木造住宅にとって湿気は大敵です。
結露の放置は、断熱材や建物の構造躯体にカビや腐食を招いてしまいます。
それだけでなく、建物の耐久性の低下につながり、アレルギー症状を引き起こす原因にもなるのです。
結露対策をきちんと考えられている造りになっているか確認してみましょう。
ポイント②:ヒートショックのリスク軽減
家庭内で入浴中に死亡する原因のほとんどが、急激な温度差によるヒートショックだといわれています。
暖房で温められた部屋と、冷たい脱衣室や浴室との温度差を解消することが一番の対策です。
そのもっとも有効な手段となるのが、住宅の高気密・高断熱化です。
ポイント③:換気
健康住宅における重要課題のひとつに「換気」があります。
高気密・高断熱の健康住宅では、換気能力の低下が懸念され、空気の質が悪くなりがちです。
換気能力が低下すると、シックハウス対策、二酸化炭素の排出、ニオイや煙、水蒸気のほ排出、結露防止のための湿気の排出などが上手く機能せず、健康住宅のメリットを帳消しにしてしまう恐れがあります。
十分な換気計画が立てられているか確認してみましょう。
ポイント④:耐久性・耐震性
地震や台風、豪雪などの自然災害に対する安全性と、将来を見据えた環境にも優しい住宅は、精神的ストレスの軽減につながります。
耐久性や安全性に優れていてストレスが少ないことも、健康住宅の条件と言えます。
「自分の家を持つ」ということは、多くの人にとって夢であり目標でもあるのではないでしょうか?
その“家”が家族全員の健康も支えてくれるのなら、最高に嬉しい事ですし、単純に“一年中、快適に暮らせる”って小さな幸せですが、とっても大きな意味をもつと思います。
“健康住宅”というキーワードが、これから家を購入しようという誰かの選択肢の一つになり、家づくりの参考になれば嬉しいです(*´ω`*)
※一部いえらぶコラムより引用
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