オール電化ってどうなの?メリットとデメリットを徹底解説!①
猫は液体
どうも、私です。
“猫は液体 画像”でGoogle検索をすると、ほら↓
こんなに出て来るんです。
やっぱり猫は液体です。
さて、本日はオール電化についてですが、最近の新築住宅ではオール電化が標準仕様になっているハウスメーカーも多いようで、みらいえ工房で新築されるお客様もほぼオール電化で希望されています。
1年に1組くらい「どうしても火の方が慣れてるからキッチンはIHじゃなくてガスコンロが良い」「FFストーブで火が見えないと寒い気がして…FFストーブは絶対設置したい」というお客様がいらっしゃるので、オール電化率100%というわけでは無いですが(;^ω^)
2016年4月に電力自由化がスタートしてから、契約電力会社の切り替えや、オール電化へのリフォームを検討・もしくは実際に行ったという方も多いのではないでしょうか。
今回は改めてオール電化の普及状況、メリット・デメリットなどについてご紹介いたします。
今一度、オール電化についてご家族で考えるきっかけになれば幸いです(∩´∀`)∩
オール電化とは?
オール電化とは、給湯・暖房・調理といった家庭での熱源をすべて電気でまかなうシステムです。
オール電化と聞くと、フラットな天板のIHクッキングヒーターを思い浮かべる方も多いと思いますが、オール電化は調理だけではありません。
給湯は、ガスや灯油のボイラーではなく「エコキュート」とよばれる温水器などを使い、暖房も電気ストーブや床暖房、蓄熱式電気暖房機などが使われています。
オール電化が登場した1980年代当時は、光熱といえば電気とガスで賄うのが当たり前で、一般家庭への普及率はあまり高くありませんでした。
(オール電化の初登場って意外と古いんですね。もう40年くらい前じゃないですかΣ(゚Д゚))
ですが、エコに対する意識の高まりや、長寿命で消費電力量が少ないLED電球が登場したことなどから、効率よく電気を使いたいと考える方がだんだんと増えていきました。
更に、IHクッキングヒーターやエコキュートといったオール電化に関連した機器の開発・販売や、火を使わずに調理が出来るといったメリットにも注目が集まり、それに対応した調理器具も増えました。
こうしてオール電化は徐々に一般家庭へも普及していったのです。
順調に普及したように思われたオール電化ですが、2011年の東日本大震災のときに「停電したら熱源に困るのでは」という考えが広まりました。
また、各地域の電気料金の値上げなどもあり、家中の光熱をすべて電気で賄うオール電化は伸び悩むようになりました。
しかし、改めてオール電化のメリットなどが見直されたことや、電力自由化の影響もあり、伸び悩んでいたオール電化の需要も再び拡大しつつあります。
現在では、賃貸住宅や、分譲の建売住宅や中古マンションでもオール電化仕様になっている物件が増え、ひとつのセールスポイントになっています。
オール電化はどのくらい普及している?
では、オール電化は実際にどのくらい普及しているのでしょうか。
2016年頃までは減少傾向にあったオール電化ですが、2017年以降は右肩上がりになり、2025年度にはオール電化の普及数は1,000万戸を超えることが予想されています。
普及率としては、日本の世帯全体の約20%にあたります。
また、経済産業省資源エネルギー庁の調査においても、日本の世帯における電気消費量は1965年度から2014年度にかけて倍以上にも増大しているとの結果が報告されています。
こうした背景には、オール電化の存在も理由のひとつとして推測できるでしょう。
地域別で見たオール電化の普及率
先述の項目では、日本全体の世帯数におけるオール電化の普及率についてお話しましたが、オール電化の普及率を地域別で見てみると、意外とばらつきがあるようです。
東京電力が2010年に発表した資料によると、2009年時点での日本各地のオール電化普及率は、トップが北陸エリアの17.5%で、最下位は沖縄エリアの4.0%とのことでした。
北陸エリアは全国と比較しても電気代が安いことで有名です。
また一戸建ての持ち家率も高く、マンションなどに比べてオール電化を導入しやすいことなどが、オール電化普及率の向上に繋がっているのではないかと考えられます。
冬の寒さが非常に厳しい北陸地方は、石油ストーブなどの化石燃料を使用する機会も多いエリアですが、石油価格の高騰などから電気を利用した暖房機器へ切り替える世帯が増えたことも理由のひとつかもしれません。
反対に、沖縄の普及率が低いのは、台風が多く停電による発電のストップが心配されていることが考えられます。
ところで北陸ってどこ?どんな地域?大館との違いは?
北陸というと新潟、富山、石川、福井の4県ですが、この地域は雪もしっかり降りますし積もりますし、しっかり寒い地域ですね。
大館の冬と比較しても大きく「全然気候が違うよ!」とまではいかないような雰囲気ですが、国土交通省が発表している断熱の地域区分で比較すると1(寒い)~7(温かい)まである区分の中で、大館は3、北陸地方は4~6なので、大館よりは多少温かいようです。(それでも雪が降って積もる事には変わらないから寒い事は寒いんだと思います…)
大館でも多くの方が「いやいや、雪国でオール電化はムリでしょ!絶対寒いって!」と心配されますが、それは一昔前の断熱性能が低いお家に住んで居れば当然寒いです。
いくら電気で頑張って暖房ガンガンして空気が温まっても、壁や床、窓が冷えていればいつまで経ってもしっかり温まる事が出来ません。
だから“余計に寒く感じる”のです。
“寒い” ではなく “寒く感じる” 何が違うのかというと、室内の空気の温度が同じでも、壁や床、窓の温度が違うと体感温度が全然違ってくるという事情です。
これは輻射熱というものですが、これを語りだすとここからが長くなるのでまた今度にします(;^ω^)
さて、本日はオール電化とはなんぞや?からオール電化の普及率までのお話をしました。
次回は、メリット・デメリットについてお話していければと思います!
それではまた次回お会いしましょう(∩´∀`)∩
※一部いえらぶコラムより引用
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